儚い想いを秘め、少女達は密やかに花咲く。
その禁断の園をそっと覗いてみませんか……?
幽玄にして可憐な、乙女の園へようこそ。
満を持して送る、竹の子書房GLの神髄が今ここに。
【立ち読みサンプル】
唇一線 もりか
暮れなずむ教室で思いがけない人を見た。
密かに想いを寄せる彼女の引き結ばれた唇。
教卓に置き忘れられた眼鏡を胸元に抱いたその瞳は、決意に満ちていつもの穏やかな笑顔からはかけ離れた、一人の女の顔。
声を掛ける事は出来なかった。
その手に抱くものの持ち主を知っていればなお。
【続きは本編で!】
薄氷を渡るような、危うい想いの物語。
百合とはかくいう世界なのだと実感出来る美しい話が詰まっております。
あの……いや、本当に申し訳ない……^^;
百合というものは、どうしてだか儚くて切ない。
絶世美ともいえる世界感を誇りながら、視線ひとつで崩壊させられてしまうような…。
彼女たちが、心の底からやすらぎ、明るく笑い合えることを祈らずにはいられません。
I can already tell that’s gonna be super heflupl.