絵が先 双子縛り

嘉弖苅悠介氏の流麗な絵に、それぞれ書き手が物語を描く。 竹の子書房ならではの企画、『絵が先』シリーズ第二弾。 貴方はこの絵に、何を思い描きますか? 【立ち読みサンプル】 る・りどぅ・り・ら 有川憂 白いワンピースを翻し、 […]

書誌情報

(編著)嘉弖苅悠介

  • 装画:嘉弖苅悠介
  • ページ数:43
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2010/12/09
  • 改訂日:2010/12/09

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嘉弖苅悠介氏の流麗な絵に、それぞれ書き手が物語を描く。

竹の子書房ならではの企画、『絵が先』シリーズ第二弾。

貴方はこの絵に、何を思い描きますか?

【立ち読みサンプル】

る・りどぅ・り・ら 有川憂

白いワンピースを翻し、少女が二人古い洋館から出てくる。振り返り、部屋の中を見て手招く。

「おばあちゃま、早く早く」

二人の少女に手を引かれ、老婦人が穏やかに微笑んだ。

「ほほ、イリ、リノ。引っ張らないで、お花は逃げやしないわ」

「でも楽しい時間はあっという間に過ぎるわ!  おばあちゃま」

口を揃えた二人に、老婦人はゆったり頷いた。

「ええそう。本当にそうね。人の一生は短いわ……」

【続きは本編で!】