乙女達のささやかな秘め事。それは生死も超える刹那の輝き……。
禁断の恐怖をあなたに。
【立ち読みサンプル】
言っちゃいけない 有川憂
お姉様はいつも、右内腿の付け根を優しく噛んで下さった。誰に身を開いても、許して下さる。
けれどね。
それを言ってはいけないの。
お姉様がお怒りになるから。
返り血を浴びて、床に転がる血まみれの女を見つめる。
「愛していると言って良いのはお姉様だけよ?」
空を見つめ、「お姉様」に向けて笑った。
【続きは本編で!】
乙女達のささやかな秘め事。それは生死も超える刹那の輝き……。
禁断の恐怖をあなたに。
【立ち読みサンプル】
お姉様はいつも、右内腿の付け根を優しく噛んで下さった。誰に身を開いても、許して下さる。
けれどね。
それを言ってはいけないの。
お姉様がお怒りになるから。
返り血を浴びて、床に転がる血まみれの女を見つめる。
「愛していると言って良いのはお姉様だけよ?」
空を見つめ、「お姉様」に向けて笑った。
【続きは本編で!】
暗いのではなく、冥い。恐ろしいのではなく、畏ろしい。
百合には、表面がどんなに萌え萌えでキャピキャピでも、
どこか影を感じてしまうのですが、この『黒百合』にその回答が
記されているような…。そんな妄想を許してくれる作品集です。
やはり恐怖と萌えは、私にとっては表裏一体でした。
BLとはまた違った儚さと美しさがありました。
しかし、女の愛情とはなんと恐ろしい物でしょう。
愛し、愛されたい。。。純粋な愛情。
それはエゴでしょうか。。。
黒薔薇も黒百合もほのかな怪談要素なのに、
こちらのほうがヒヤッとしたのは私が女性だからでしょうか。。。w
GL初心者ですが、さらっと読めました。