怪集 生霊

ねめつく視線にこめられたのは、歪んだ好意か、激しい憎悪か。 生きているがゆえに、その怪異は不気味で、不快で、不条理……。   竹の子書房の定番、創作怪談アンソロシリーズ最新作! 今回は、生霊にまつわる怪談だらけ […]

書誌情報

(編著)神沼三平太

  • 装画:漆原密花
  • ページ数:83
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2011/10/14
  • 改訂日:2011/10/14

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ねめつく視線にこめられたのは、歪んだ好意か、激しい憎悪か。

生きているがゆえに、その怪異は不気味で、不快で、不条理……。

 

竹の子書房の定番、創作怪談アンソロシリーズ最新作!

今回は、生霊にまつわる怪談だらけの一冊です。

 

【立ち読みサンプル】

数珠ちぎり つくね乱蔵

「元カノの生霊だったりして」

 冗談交じりの友人の言葉だったが、玉枝には思い当たる節があった。不幸が始まったのは、今の彼と付き合い出してからなのだ。

 友人がくれた御守り用の数珠は、嵌めた途端ぶつりと切れた。

 玉枝は意地になってワイヤーで数珠を直した。

 翌日、事故で手首ごと千切れたという。

【続きは本編で!】