恐怖箱 探冥 第四巻

歪んでいるのは、人の記憶。情報。あるいは本当に―――。 数々の心霊スポットを探訪し、そこから怪異の臭いを嗅ぎ取るルポルタージュ。 人気シリーズ第四弾。 Webページ「日本伝承大鑑」を著し、ブログ「日本伝承大鑑<weblo […]

書誌情報

(編著)塩塚達摩

  • 装画:橘百花
  • ページ数:37
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2010/12/31
  • 改訂日:2010/12/31

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歪んでいるのは、人の記憶。情報。あるいは本当に―――。

数々の心霊スポットを探訪し、そこから怪異の臭いを嗅ぎ取るルポルタージュ。
人気シリーズ第四弾。

Webページ「日本伝承大鑑」を著し、ブログ「日本伝承大鑑<weblog版>」を精力的に更新する著者が、えり抜きの心霊スポットに自ら足を運び、その独特の空気感をお届けする。

【立ち読みサンプル】

7.江北橋(東京都足立区)

私がスポット探訪ということで江北橋に足を運んだのは、新しい世紀になったばかりの頃だったと記憶する。JR王子駅からバスで最寄りの停留所まで行ったのであるが、車窓から見えるのは、どこにでもある都会っぽい風景だけ。そしてバスから降りて荒川土手へ向かって歩き始めたが、やはり何の変哲もない街の景色が広がっているばかりである。その感覚は、江北橋を渡り始めようとするときになっても、全く変わることがなかった。

江北橋は荒川下流に架かる、長さ四五〇メートルほどの鉄の橋である。昭和四十一年に開通、片道二車線の車道とその両端に立派な歩道まで付いている。

【続きは本編で!】