あの「超」怖い話の忘れられた共著者の一人にして、
伝説のスラップスティックの妙手。
18年の歳月を経て蘇る、
氷原公魚ワールドの全て。
銀河の果てで、或いは極限の冬山で。
氷原ワールドが炸裂する。
【立ち読みサンプル】
適当帝国のいい加減な最後
「へ、陛下……多分、一大事と思われます」
「そうか、一大事なのか」
「はは、もの凄く長く続いてきた適当帝国を揺るがす……のではないかと思われる、想像もつかない緊急の事態らしいのです!」
「そうなのか」
「は、恐らく」
「苦しうない、先を続けるが良いぞ」
「実はここからずっと遠く離れた、恐らくこのあたりが我が帝国の国境ではないかと思われております宙域で、多分我が帝国とは違う外宇宙の宇宙船を捕捉しました」
【続きは本編で!】
※2013年5月15日に氷原公魚全集第一巻を「鮪編」と改題したKindle版がリリースされたため、KDPの規約に基づきPDF版の公開を終了しました。
なんてステキな帝国。幸多かれと祈らずにはいられません。
また利尻昆布をおやつに育ってきた私には、人ごとではない、雪山での話。
ラストページで「ええー、出ないの?」と思ってしまいすみません。
一気に読める軽妙な文章で、魅了されること間違いなしです。
悪筆怪談に通ずる、文章力の高さに裏付けられたこのガッカリ感。
そして、舞台は雪山へ。
竹輪はどうなったのか、そればかりが気がかりです。
二人の友情に幸あれ。
氷原先生、大変ご無沙汰しております。
この度は全集の出版おめでとうございます。
もはや読むことは叶わぬかもしれないと思っていた作品の数々の、竹の子書房での不死鳥のごとき復活に、目頭の熱くなる思いです。
そして久しぶりに読む先生の作品は、「適当帝国」の執念を感じるまでに丹念な適当っぷり、「雪山惨歌」の微に入り細を穿つ容赦ない滑稽さへの深追い……と、涙ばかりか滂沱の鼻水が溢れそう。いやまぢで(笑)。
続く全集の第二巻も期待しております。
そして、氷原先生の新作も、是非竹の子書房で!!
このたびは、全集出版おめでとうございます。
昔からの一ファンとして、今、この本を手に取る事が出来る喜びに打ち震えております。
ああ、この日をどんなに待ちわびた事か!
おなか痛いwwwwwwwwwwwwwwww ←感想の全て
ヨロコビ+腹筋へのダメージで震えております。
素敵です。
ステキ過ぎる。
これからの快進撃を楽しみにしております。いや真面目に。切実に!
今から第二集と新作が楽しみだ……。
氷原先生の作品を読んだのは彼これ10年ぶり以上でしょうか。懐かしい。
でも、作品は過去のモノではなく、現在でも通用する、いや、現在だからこそ、一層、光る作品になっているのではないでしょうか。適当帝国は、今の某政権に対する強烈な風刺になっているとさえ思えてしまいます。
全集の続巻、そして、新作を期待してやみません。
面白かった! 本当に面白かった!
ぜひご一読されることを強く強くお勧めします。一読が一読では止まりませんこと、請け合いです。
文章に仕込まれたリズムが、とても気持ちいいです。朗読で聴いてみたいですね。
読後感はただ一言「面白い!」
とにかくウィットの利いた文章が小気味いいです。
もっと読みたくなる、ブラックユーモア!(と思ってるのは私だけ?)