玉手箱 赤の風景

決して告げる事のない思いは、純粋に歪んで答えを失う―――。 水澤純がお送りする、惑溺的兄弟BL。 【立ち読みサンプル】 俯き加減で自転車を走らせる。 ふと気がついて顔を上げると、真っ直ぐに伸びた道。 ほぼ等間隔で並んだ信 […]

書誌情報

※この作品は成人女性向け小説です。
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(編著)水澤純

  • 装画:田中真美
  • ページ数:43
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2010/12/07
  • 改訂日:2010/12/07

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決して告げる事のない思いは、純粋に歪んで答えを失う―――。

水澤純がお送りする、惑溺的兄弟BL。

【立ち読みサンプル】

俯き加減で自転車を走らせる。

ふと気がついて顔を上げると、真っ直ぐに伸びた道。

ほぼ等間隔で並んだ信号機の全てが赤になっている。

そこに止まる車のテールランプも赤い。

まるでここから先に進むなと、忠告を受けているような気がして、弘樹は自転車を止めてその景色に見入っていた。

許されないことはわかっていた。

何度も諦めようとしたのだ。

しかし、もうこの想いを止めることはできない。

【続きは本編で!】

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