人に化ける妖物満載の萌える怪談集第二弾。ケモノ属性の皆さんの心を鷲掴みして離しません。耳と尻尾が欲しくなる一冊。
※2010/9/14にアンケート回答特典から解放されました。現在はご自由にご覧いただけます。
【立ち読みサンプル】
耳の話
襖から耳が生えていた。獣、恐らく猫のものだ。
細かい毛がびっしり生えている。
訳も分からず、ふうと息を吹きかけると、嫌がるように耳をぱたぱたさせる。
しばらくそうやって遊んでいたが、消える気配がない。
だが害も無さそうなので放っておいた。
夜、頬を染めた猫耳少女が枕元に出て、噛み付かれた。
【続きは本編で!】
万夜たまの一人称が「アタシ」だったことに、ほっこり。
私事ですが、人間の顔色を読まないといけない状況に置かれると
薄っすらと屈辱を感じるのですが、ケモノさまの顔色ならすすんで
窺ってしまいます。喜んでそうしています。
ケモノさまには須高なものを感じている…顔色を窺うという行為が
不純なものにならないという確信があるからこその心情なのかなぁ。
そんなことを思い起こしつつ、読ませていただきました。
萌え萌えで読み進めていて、ラスト近辺で号泣したことは
ここだけの話にw 異種婚には、ほとほと弱い。
まず、万夜室長のお言葉ですでに萌えますw
”にゃ”とか王道なはずなのに、
あのもふもふのお腹をゆらして話しているところを
想像すると萌えずにはいられないっ!!w
個人的には「化かすもの」で感じる萌えが好きです☆
さて、貴方好みのケモノ耳をお探しください☆