恐怖箱 プチ甦怪

本当にあった、しかしささやかな実話怪談を、「別の誰かが語り直してみる」という、「「極」怖い話甦怪」のコンセプトを踏まえて書かれた実話怪談集。伝え継がれてこそ怪談。よってたかって伝え継がれていくと、実話怪談はどうなっていく […]

書誌情報

(編著)高田公太 加藤一

  • 装画:加藤一
  • ページ数:57
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2010/08/17
  • 改訂日:2010/09/27

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本当にあった、しかしささやかな実話怪談を、「別の誰かが語り直してみる」という、「「極」怖い話甦怪」のコンセプトを踏まえて書かれた実話怪談集。伝え継がれてこそ怪談。よってたかって伝え継がれていくと、実話怪談はどうなっていくのか? を実験した、竹の子書房初期の実験作。

※2010/9/14にアンケート特典から開放されました。現在は自由にご覧いただけます。

【立ち読みサンプル】

カナシバリ

「カナシバリ……」

耳元で女の霊が囁く。

金縛り状態なのは嫌でも分かるのに、わざわざそれを繰り返されると心が折れる。

「けけけ、カナシバリ!」

霊が熱狂してきた。恐怖を通り越して、俺はキれた。

「絶賛カナシバリ発生中!」

喚き散らすと二階から姉の声がした。

「一家全員カナシバリ!」

(雨宮淳司)

【続きは本編で!】