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管理用
のっけからの「いったいなにがはじまるんです?」感が、素晴らしいです。一気に惹き込まれました。
そこから展開される、献血ルームのエピソードの異様さが、とても格別。
物語の肝である専門知識も、判りやすく面白く組み込んであるので、お話のスピードが損なわれることがなかったのも心地よかったです。
ハッピークリームドーナツ食べたい…。
人物描写がしっかりとしているので、遺伝子工学などの知識がなくてもあっさりとドラマのように読み進むことができると思います。
「僕はいったいどうなっちゃうんだろう?」
そういう状況に突然投げ込まれた主人公の困惑をよそに、登場人物たちが敵か味方か判然としない状況で右に左に動き、かつそれが破綻せずにコンパクトにまとまった良品です。
ここでごちゃごちゃ言うよりも、そんなに時間はかかりませんから試しにちょっと読んでみるといい。
たぶん、気がついたらあなたも『読後』になっていると思いますよ。