ねこのこと。麟太郎のこと。(Kindle)

猫が好き。猫と一緒に暮らしている。ずっと一緒にいたい――。 人よりも短い生を生きる猫との最後の時間を、克明に綴ったプライベートストーリー。 余命二カ月の猫との最後の時間、あなたならどう過ごしますか? 【立ち読みサンプル】 […]

書誌情報

(編著)加藤一 かや

  • 装画:加藤一
  • ページ数:1.11MB
  • 価格:¥300
  • ファイル形式:mobi
  • 発行日:2010/09/19
  • 改訂日:2013/03/08

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猫が好き。猫と一緒に暮らしている。ずっと一緒にいたい――。
人よりも短い生を生きる猫との最後の時間を、克明に綴ったプライベートストーリー。
余命二カ月の猫との最後の時間、あなたならどう過ごしますか?

【立ち読みサンプル】

麟太郎に出会うまでの僕

僕の親父は魚屋だった。

魚屋と猫の関係なんていうものは、得てして良好であることはない。親父は干物を咥えて逃げていく猫のことを嫌っていたし、僕の家には犬とインコがいたから、生活の中に猫が入り込む余地はなかった。

小学生の頃、野良猫を撫なでようとして手痛い反撃を喰らったことがあった。不意打ちだったので、結構な深手を負った。

だから、何となく猫は苦手だった。

【続きは本編で!】

 

※2013/03/9からKindle版として配信されています。kindle版は配信開始後、kindleセレクトに基づく無償配信期間があります。kindleセレクトの規定に伴い、PDF版の配信の配信を終了しました。このため、「お持ち帰りボタン」または「QRコード」からは、PDFファイルではなくAmazonの書誌ページに移動します。

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