恐怖箱 忍び寄る影

何気ない日常の隙間に、忍び寄る影。 理由も、原因もわからなくとも、「それ」はある日突然に―― 著者、蒼弥氏が経験した不可思議な事象をまとめた、実話怪談シリーズ第一巻。 【立ち読みサンプル】 一話目 赤いランドセル 私が不 […]

書誌情報

(編著)蒼弥

  • 装画:朱鷺戸司
  • ページ数:72
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2011/05/14
  • 改訂日:2011/05/14

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何気ない日常の隙間に、忍び寄る影。

理由も、原因もわからなくとも、「それ」はある日突然に――

著者、蒼弥氏が経験した不可思議な事象をまとめた、実話怪談シリーズ第一巻。

【立ち読みサンプル】

一話目 赤いランドセル

私が不思議な体験をし始めたのは、中学三年の頃からでした。それまでは不思議な経験など、まったくしたことがなかったのです。

中学のとき、私は二種類の方法で通学していました。

一つは大通りを通り正門から入るルート。

もう一つは脇道を使い校門から入るルートです。

文化部だった私は、友達と一緒に帰るのはごく稀で、いつも一人で帰っていました。初めて不思議な体験をしたその日も、一人で帰る途中でした。

修学旅行も間近に迫ってきた、そんなある日のことです。私は正門からのルートを使って家に帰ることにしました。

【続きは本編で!】