パワーストーンにまつわる厨設定用、豆知識本の「ダイヤモンド」編。
ダイヤモンドに関する、さまざまなウンチクが満載された一冊です。
また、丸投げ解説が逆に読者の知識欲を刺激する展開も必見!w
【立ち読みサンプル】
ダイヤモンド(和名・金剛石)
パワーストーンを語る上で、真っ先に最強として名の挙がる石。だと思っていたら「宝飾品」という認識でそんな意識なかった、と言われてしまうこともある石。
物の硬さ、主に鉱物の引っかき強度の尺度である「モース硬度」は最小で一、最高で一〇。それぞれの硬度には基準となる物質が定められており、ダイヤモンドはその最高値「一〇」の基準物質だ。仏典の「金剛不壊(注…極めて堅固で決して壊れないこと)」から「金剛」の二文字を和名に持つ。
【続きは本編で!】
当初、ダイヤモンドについて書かれた本だと誤解していた。
これは違う。
これは、「ダイヤモンドの面白さを検索する際の、糸口について解説した本」だ。
ここの部分に興味を持ったら「ウィキれ」という丸投げの解説。
だが、検索するための「見出し、糸口」は豊富に用意してある。
いわば一冊丸々目次であるとも言える。
意識せねば、この本が「知識のきっかけ」であることに気がつかないだろう。
目次の切り方に芸があるのである。
よって本当に本書を読もうとずれば、読者の脳内でこの本の厚みは数十倍に膨張する。
この本はそういう本なのである。
軽快に楽しく知識を増やせる一冊だと思いました。
光りモノは嫌いじゃないし、自分ではそれなりに知識を持ってるつもりでしたが
世の中にはまだまだ面白い不思議が沢山あるんだなと。
・・・しかしホープダイヤがねぇ。まさかねぇ。(笑)
結構ページ数も多いし、専門的な話にも踏み込んでいるのですが、
「話し上手な学校の先生に、飲みながらあれこれ教えてもらっている」
……ような感じの、とても読みやすい一冊でした。
読んでいて、とてもワクワク感がこみ上げてきます。
読むときっと、ダイヤモンドにまつわる話を書きたくなることまちがいなし(^^)/。
自分の知らないダイヤモンドの事が知ることが出来ました。
自分なりの知識はありましたが読んでいてそうなんだと思うことがたくさんあり
違った一面でダイヤモンドの事を知ることが出来たなと思います。
ダイヤモンドの事をもっと深く知りたいと思わせてくれた一冊でした。
まず表紙の、このドキドキ感! 見ただけでテンションが上がります。
本文の語り口に温かみがあり、優しく、読みやすいので、気づきにくいかも
しれませんが、かなり専門的な知識や深いエピソードが満載です。
ともすれば難解な話として、興味のある人しか受け付けない内容も含まれて
いるのですが、それと気づかせずに読ませる文章…、素晴らしいです。
楽しんで読んだおかげで、知識がナチュラルに頭に入りました。
これ、絶対、どこかでウンチク披露させていただきます。ありがとうございます。
ダイヤモンドって実は――!?
きっとあなたの知らないダイヤモンドの魅力を、本書をきっかけにして知ることができる、そんな一冊。
ダイヤモンドがこんなことに使われてるなんて知らなかった! と私も初めて知りました。
知識欲好奇心を刺激します!
ぜひご一読を!!
「ダイヤモンドに目がくらみ…」と歌にも歌われた宝石ダイヤモンド。
でもこの本には、金銭的な価値は本のさわり程度にしか出てきません。
石に注がれているのはそんな一面を見るだけのまなざしではないのです(笑
それにしても、言われて初めて知ることの多さよ。
磨く技術がない頃には、扱いにくい価値の低い宝石だったとか、読んで納得。
知らなくてもたぶん大して困らないけれど、知っているとちょっと自慢したくなる、そんな(厨)知識を、あなたも是非ご一読ください!
設定を盛り込むときに説得力がほしい、というのはあるので、こういう資料はとても(とても!)重宝です。ほらを吹くにはまず事実を知ってから、ですから。
しかし、ダイヤが「案外割れる」ものだというのはおぼろげに知っていましたが、まさか洗面台で欠けることもあるとは……。
呪いのダイヤ、の話は小耳に挟んだことがありますが、自分が読んだ本ではマリー・アントワネットが逃亡に失敗したのもこのダイヤのせいにされてました。ぬれぎぬすぎます。「四谷怪談」がほぼ鶴屋南北の創作なのにお岩さんのたたりがあるように、ホープダイヤもつくられた呪いが本当の呪いになっちゃったりすると(端で見ている分には)面白そうです。
内容のこととは別に、文章がとても読みやすかった! のも印象的です。……というわけで、もし他の鉱石についても展開していくことがありましたらまた読みたいと思いました。