微糖チョコレート

出会いは最悪。 でも不思議と憎めない。 いつの間にか俺の心に転がりこんだろくでなし。 14歳、甘く切ないバレンタインデーの物語。 【立ち読みサンプル】 こういう状態のことを「両手に花」だとかいうのかな、とも思う。 だけど […]

書誌情報

(編著)もりか

  • 装画:悠&よぴー
  • ページ数:163
  • 価格:無料
  • ファイル形式:PDF
  • 発行日:2011/02/13
  • 改訂日:2011/02/13

この電子書籍を読む

出会いは最悪。

でも不思議と憎めない。

いつの間にか俺の心に転がりこんだろくでなし。

14歳、甘く切ないバレンタインデーの物語。

【立ち読みサンプル】

こういう状態のことを「両手に花」だとかいうのかな、とも思う。

だけど、これがそうなら別にありがたくもなんともない。

何がそんなに楽しいのか、キャッキャと浮かれる女の子に囲まれてひそかにため息をつく、十四の春。

「あーっ、そんなにデカイなべ火にかけてどうすんだ!うどんでもゆがく気かっ!」

この日、何度目になるんだか分からない怒鳴り声にも、女の子たちは動じない。

三人もいるから強気なのか、もしかして俺に貫禄が足りないのか……。

【続きは本編で!】

[`evernote` not found]